船舶免許とは?

船舶免許の正式名は小型船舶操縦士免許で、エンジン付きのボートやヨットを操縦するのに必要な免許です。

船舶免許1級と2級の違いは?

航行できる範囲が異なる

船舶免許1級と2級では操縦できる船の大きさに違いはありませんが、航行できる範囲が異なります。船舶免許1級は沿岸から100海里まで、船舶免許2級は沿岸から5海里まで航行することができます。外洋を航行したい場合は、船舶免許1級を取得する必要があります。

船舶免許を受験できる年齢や基準が異なる

船舶免許1級と2級では、受験できる年齢が異なります。1級は17歳9カ月で受験できるのに対し、2級は15歳9か月で受験可能です。また、取得にかかる日数も1級は4日間ですが、2級は2日間で取得可能です。1級は2級よりも学科が12時間長くなります。

試験を免除できるところがある

免許証

船舶免許を取得するときに教習所へ通う人が増えていますが、注意したいのは教習所と教習スクールは違うため、注意が必要です。教習所では修了試験を行うことで試験を免除できるといわれていますが、教習スクールでは免除されませんので注意してください。修了試験を行っているのは国土交通省から認定を受けた教習所のみで、民間の教習スクールでは行っていませんので国家試験を受験しなければなりません。国家試験を免除する国交省認定の教習所に通うためには、国交省のホームページをチェックしておくとすぐ見つかります。独学で学ぶときは試験が必要ですし、教習スクールでも試験を受けなければなりませんが教習所だけは別です。試験を何度も受けるのが嫌だという人は、教習所を探して受験することが一番の近道といえます。教習所以外でも実技試験免除というところはあるため、筆記試験だけで気軽に受験できるところもあることを理解して受講することが重要です。

周りを気にせず楽しめる

車内

気軽に試験を受ける人が増えている理由の一つに、釣りが新たなレジャーの一つとして認識されるようになったことがあげられています。釣りは周囲に人がいなくても一人で楽しむことのできる趣味として多くの人から注目を集めていますが、船釣りは多くの人と一緒に乗らなければなりません。しかし、多くの人と一緒に乗ることに対して抵抗を抱くようになった人も多いといわれており、そのため船舶免許試験を受ける人が増えました。船舶免許を取得していればボートを借りて自分だけで海や湖へ出て釣りをすることができるため、周囲を気にせずリラックスして楽しめます。気の置けない友人たちと一緒に船に乗って釣りをするなど、周囲を気にせずレジャーを楽しむことができるため、利用する人が徐々に増えてきました。

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